翻訳と通訳。
名前が似ているし、どちらも外国語を扱うので、混同されがち。
そのため、弊所は翻訳事務所ですが、通訳を頼みたいのですが、という問合せを時々受けます。
翻訳と通訳の違いは、
翻訳は、言語を他の言語に直して文書で伝えること。
通訳は、言語を他の言語に直して口頭で伝えること。
書くVS. 話すという、大きな違いがあります。
なんとなく、こう思っていませんか?
英語が話せる人は翻訳も通訳もできる、
翻訳のプロは通訳もできる、
通訳のプロは翻訳もできる、と。
でも実際は、そうではありません。
通常の英会話の技術と翻訳・通訳の技術は別物だし、翻訳の技術と通訳の技術も別物。
こちらができるからそちらもできる、というものではありません。
私は翻訳専門で、その中でも産業翻訳、さらにその中でも法務関係の分野に特化しています。
そのため、通訳のご依頼はお受けしておらず、翻訳であっても、専門分野以外の分野の場合には、職業レベルの翻訳ができそうと判断すればお受けしますが、内容によってはお断りする場合もあります。
しかし、翻訳と通訳の両方を業務として行っている方も、世の中にはおられます。
技術が違いすぎるこの2つを両立させるなんて、すごいことですね。
以上、翻訳と通訳の話でした。
次回、翻訳の3大区分についてお話しします。
法務・翻訳事務所オーロラのサイト
This post is about the difference of translation and interpretation.
Because Japanese words for translation and interpretation are similar and also both handle languages, these two are often confused.
However, they are quite different.
Translation transfers a language into another language in a written form, and interpretation transfers a language into another language in oral form. In addition, they require completely different skills.
Our office provides only translation services, but some people do both translation and interpretation at a professional level. Amazing!
A post about 3 major categories for translators will follow.
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