弊所では、認証取得の処理を終えた文書を海外に納品するケースがありますが、その際には、海外輸送の手段をクライアントに選択していただきます。
特にお急ぎでなければ、料金が割安な郵便局のEMSを利用する方が大多数です。
一方、お急ぎの場合には、料金は上がりますが、配達スピードの速い国際急便を選択されます。
メジャーな国際急便(クーリエ)サービスには、FedEx、DHL、UPSがあります。
輸送時間が長くかかる国際輸送では、国内輸送に比べ、輸送中に荷物が濡れるなどして中身が損傷する可能性が高くなります。
輸送時のコンテナが濡れていることもあるようですし、実際に、配達された書類が濡れていて使えなかったという話も聞きます。
そこで弊所では、海外納品の際には、①ビニール製の資材で密閉した文書を②紙封筒に入れ、それをさらに③国際輸送サービスの厚紙封筒(EMS、DHLなどの固有の封筒)に入れるという、3重梱包をしています。
これならよっぽどのことがない限り、中身の文書は安全です。
そして、もし空港の税関検査で封筒が開封されることがあっても、透明のビニール資材までは開封しないでしょうから、防水対策が破られることなく配達されます。
しかし実際のところ、税関で封筒が開封されることはあるのでしょうか。
先日、集荷に来ていただいたUPSのドライバーにお聞きしたところ、弊所が使用しているドキュメント(文書のみ)の送付では、税関で開封チェックを受けることはほぼないとのことでした。
段ボール箱などの荷物の場合は、開封してチェックをすることがあるとのことで、私自身も、届いた荷物が開封されていて、「税関で開封しました」というシールが貼られていた経験があります。
また、検査で止まってしまうと配達が遅延するため、関税はできるだけそのまま通り抜けたいところですが、UPSの場合は、ドキュメントはほぼ検査なしということでした。
【認証取得の代行、証明書の発行】
弊所では、外国領事の認証、アポスティーユ、公印確認、公証人認証、その他の認証・証明を取得する手続きを代行します。
また、行政書士認証、翻訳証明を発行しております。
下記連絡先までお気軽にお問合せください。
電話:06-6944-3341
問合せフォーム:【法務・翻訳事務所オーロラ】
AURORA Translation & Legal Services obtains legalization by foreign consuls in Japan, Apostille, Authentication of Official Seal, and notary’s certification on behalf of you.
We also issue our own certificate as a legal professional and a legal translator.
For details, please contact us by:
Phone: 06-6944-3341 (+81-6-6944-3341 from outside Japan)