海外向けに準備する文書に、認証がいるのかいらないのか。
これは、ひとことで言ってしまうと提出先の機関が決定することです。
したがって、個々のケースにおいて提出先機関の指示をよく確認して、証明・認証が必要とわかれば、細かい指示もきちんと理解してから証明・認証を取得することが重要です。
認証の要・不要は誰が決めるか? | 法務・翻訳事務所オーロラ (aurora-contract.biz)
そうは言っても、提出先からの説明を読んでも明確にならないことがあります。
あまり詳しく説明されていないことも多く、また、指示の中で使われる「証明」、「認証」、「公証」、「Notarized」、「Certification」、「Legalization」などの言葉が一般的になじみのない用語であるため、具体的に何のことを言っているのかイメージしにくいこともその原因です。
そのような時には、用語の細かい定義にとらわれ過ぎず、どの証明・認証をどのような体裁で取得すればよいかを、以下の手順で判断しましょう。
重要確認点その1 何に取得するか?
まず、文書名を特定します。
文書名には、戸籍、登記簿謄本、卒業証明書など様々なパターンがありますが、これは通常、提出先から明確に指示されます。
次に、その文書の原本に認証を付けるのか、翻訳に付けるのかなどの対象を明確にします。
具体的には、次の4つのパターンがあります。
① 原本に取得する
② コピーに取得する
③ 翻訳に取得する
④ 原本と翻訳の両方、またはコピーと翻訳の両方
① は、発行された文書の現物に認証を取得します。戸籍、登記簿謄本、卒業証明書などがよく対象になります。
② は、文書の写しを作成し、それに対して認証を取得します。パスポート、運転免許証、在留カードなど、現物を提出できないものや、学位記などの1度しか発行されない文書(提出すると本人の手元になくなってしまう)には、この方法が使われます。
③ は、文書の翻訳に対して認証を取得します。”Certified translation”(証明付き翻訳)を提出するようにという指示は、③に当たります。
④ は、原本に(またはコピーに)認証を付けたものと、翻訳に認証を付けたものの、両方を提出するようにとの指示の場合です。
次回は、重要確認点その2です。
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電話:06-6944-3341
問合せフォーム:【法務・翻訳事務所オーロラ】
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