文書にアポスティーユ(または公印確認)を取得するためには、公証人役場、法務局、外務省に申請、外務省に受取りと、4回の訪問が必要な場合があります。
ところが、特定の都道府県では、公証人役場一ヶ所で、公証人認証、法務局長の公証人押印証明、外務省のアポスティーユ(または公印確認)を一度に発行してもらうことができます。
この制度は、公証役場のワンストップサービスと呼ばれています。対象の都道府県は東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、そして2022年10月から北海道、宮城、福岡が加わりました。
これらの8都道府県の公証人役場では、ワンストップサービスを利用することができます。
今後、対象の都道府県が追加された時には、外務省サイトの以下のページに記載されると思われます。
【参考】申請手続きガイド 2 申請の流れ|外務省 (mofa.go.jp)
このワンストップサービスは、非常に便利です。
従来は、たとえば戸籍の翻訳にアポスティーユを取得する場合、①まず公証人役場で公証人認証を受け、②その後法務局に移動して法務局長の証明を受け、③その後外務省に移動してアポスティーユを申請し、④後日、外務省で文書を受領する、という手順でした。
弊所からは、公証人役場も法務局も外務省大阪分室も、自転車や徒歩で行ける距離ですが、それでも移動はなかなか大変でした。また、一連の手続きが完了するまで、最短でも2営業日必要でした。コロナ以降は、外務省での処理日数が1日増えたため、最短でも3営業日必要です。間に週末や祝日が挟まると、お客様の手元に届くまでに1週間くらいかかることもありました。
それが、ワンストップサービスの開始により、かかる時間は、1日になりました。また、すべてが公証人役場で完結するので、一ヶ所に移動するだけよくなりました。
1日で完了できるメリットは、お客様にとって非常に大きいと思います。というのも、海外向け文書の認証を依頼されるお客様は、皆様、少しでも早く終わらせたいと思っているからです。
認証取得代行のお客様は、多くは次のような手順を取られます。
このような一連の手続きには、大変な時間と労力がかかります。そんな中で、認証取得後の文書が1日でも早く返送されてくれば、長い手続きを効率的に進められ、イライラや不安が少しでも減少できるのではないでしょうか。
利用できる都道府県が限られているワンストップサービスですが、ゆっくりではありますが、対象の都道府県が増えてきています。便利なサービスですので、今後の対象地域追加に注目です。
【認証取得の代行、証明書の発行を承ります】
弊所では、公証役場のワンストップサービスを利用して、公証人認証から外務省証明までの手続きを一度に済ませることができます。
お急ぎの方は、弊所サービスをご利用ください。
また、外国領事の認証取得、行政書士認証の発行、翻訳証明の発行も行っております。
下記連絡先までお気軽にお問合せください。
電話:06-6944-3341
問合せフォーム:【法務・翻訳事務所オーロラ】
AURORA Translation & Legal Services obtains notarial certification and Apostille/Authentication of Official Seal at the same time.
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